館内施設

木の香、花の香、伝統のしつらい

当館は、木をふんだんに使用し、柔らかい木の温もりを感じていただける木造りの宿です。
館内は素足で過ごせる総畳敷き、旅情あふれる三朝温泉の街並みに溶け込む格子戸。
当館にお越しくださるお客様にお寛ぎいただけるようなおもてなしを心がけております。

ロビー1
ロビー2
ロビー3

お客様をお迎えするロビーから、館内は全て畳敷きです。どうぞ素足でお過ごし下さい。

館内廊下 湯上がり処

館内廊下も素足に優しい、畳敷き。

  • ウエルカムドリンク

    ご到着の際には因幡の白うさぎ伝説になぞらえたうさぎのおまんじゅうとお茶でおもてなしします。

  • 色浴衣

    彩りもあざやかなおしゃれ浴衣をご用意しております。大人の女性のお客様限定です。

  • 全館無料Wifi

    お部屋、館内全てでWifiが無料でご利用いただけます。

橋津屋について

いつまでも創業のこころそのままで

四季を映す自然豊かな三朝川のほとり、静かに佇む橋津屋は、創業以来変わらないおもてなしの心で、お客様ひとりひとりをお迎えしております。
当館には「天保元年」の箱書が残る器が、創業当時の真心をいつまでも忘れぬようにとの思いで、代々大切に受け継がれています。

何で三朝にあるのに、橋津屋なの?

「橋津」という地名が現在の湯梨浜町にありますが、何で三朝にあるのに「橋津屋」なのでしょう?ご先祖様が「橋津」の出身なの?いいえ違います。「橋津屋」の歴史は結構古く享保年間まで遡ります。約300年位前です。

もともとは農家で現在の場所に温泉が湧くのでここに家を建てて木賃宿を始めたのが始まりだと言われております。ちなみに木賃宿とは自炊の宿で、自分で食事の用意をし、部屋のみ借りる宿のことです。火を使う為に昔は薪や炭で使ったので「木」を「貸す」位のお金が宿代だったことから木賃宿と言ったらしいです。(間違ってたらごめんなさい)農家ですから苗字も無く、屋号もありません。橋津のお客様が多かったのが理由のようです。「津」は港のことですので、当然「橋津」に港があり近隣の年貢米が「橋津」の米蔵に集まり、「橋津」はかなり栄えていたそうです。そこの沢山の人達が冬、湯治に「橋津屋」へお越しになり、屋号が無いのは不便だということから「橋津屋」と名づけたと言われております。

では何時から1泊2食の宿となったのでしょうか?それは不明なのですが、現在の主、私の曾祖父にあたる「足立 良造」という人がいたのですが、(生きていれば130歳位のはずです)この人が当時に流行りのサイダーを売ろうと「ラジュームサイダー」という名でサイダー会社を起こしました。しかし、まったく売れず借金を重ねた挙句、あえなくラジュームサイダーは閉鎖してしまいました。資産もかなり無くなってしまい、農家だけでは心元無いので、「橋津屋」を1泊2食の旅館に造改装し営業しだしたのが昭和の始め頃のことだと言われています。
それから40年後私の母が嫁ぎ、さらに30余年後の現在に至るのであります。

館内イメージ1館内イメージ2館内イメージ3

施設概要

チェックイン
15:00〜(最終チェックイン/18:30)
チェックアウト
〜10:00
総客室数
10室(和室 8室、和洋室 2室)
館内施設
本館大浴場、離れ湯「雨情」(大浴場、露天風呂)、貸切露天風呂「檜の湯・槙の湯」、別邸「月代」、売店
駐車場
屋外有り 20台(無料)
玄関イメージ